2011年歳納め 九州新幹線で鹿児島へ(その3)

おはようございました。この日も7:15に起床し、ロビーで無料朝食サービスをいただく。朝食を食べ終えて自室に戻りテレビを見ていたら、天気予報で桜島の風も予報しているとは思わなかった。昨日市内を歩いていると火山灰が至る所に積もっていたし、駐車場に停めてある車の中には火山灰をかなり被っているものもあったもんなあ。
8:30にチェックアウト。しばらく鹿児島中央駅前で市電を見物。

ユートラムII


しばらく粘るとユートラムIIが来たので撮影。個人的には初代ユートラムの方がかわいらしいデザインで好きかなあ。

さくら408号

駅前の商店街でさつま揚げを買うと、お店の人にどこから来たのかを聞かれたので岡山から来たことを伝えたら、お店の人も一度倉敷に行ったことがあると言われて話が盛り上がった。
家への土産に鹿児島中央駅内の土産物屋で「薩摩芋タルト」を買い、新幹線ホームへ。



もともと鹿児島中央8:34発のN700系「さくら550号」を予約していたが、せっかく九州に来たのだし800系に乗りたくなった。午前中に博多へ戻れればいいし、9:53発の「さくら408号」が800系で運転されるので、そちらに変更した。e5489もエクスプレス予約同様、予約の変更が柔軟にできるから便利。



今回も1次車で、欲を言えば2次車に乗りたかったけれど、和を基調にした800系はやはり素晴らしい。先程買ったさつま揚げを食べながら車内でくつろいだ。
鹿児島中央から1時間39分で博多。もう博多ばい。在来線時代の「つばめ」は4時間かかったのに。…とTwitterでつぶやくと総裁氏から「4時間でも速かばい」というリプが返ってきた。そう考えると新幹線は隔世の感がある。

教育大前−赤間撮り鉄 その3

博多で11:57発、885系の特急「ソニック21号」に乗り継いだ。800系のゆとりある座席の後だと885系の普通車座席でさえやや狭く感じてしまった。折尾で下車し、特急「きらめき11号」で"後ろをBACK"して赤間。元ビュッフェ車である3号車は自由席であることを思い出して選んで乗った。

初日も教育大前−赤間で撮影したが、883系を満足に撮れなかったので再びやって来た。


さっそく883系AO-5編成をゲット。


813系200番台RM229編成先頭の6両編成。


中間に増結車の1000番台が組み込まれている883系AO-16編成の特急「ソニック」。なぜか増結車組み込みの編成が来るとハズレくじを引いた気分になる。


813系1000番台RM1003編成先頭の6両編成。


787系特急「きらめき」


811系PM103編成。


883系AO-3編成の特急「ソニック」。この編成はルーバーのようになっている前面のパネルに特徴がある。


813系100番台RM105編成先頭の9両編成。

撮影を終えて赤間駅に戻ると、門司港行の普通列車が813系1100番台のRM1104編成だったので思わず飛び乗った。この列車の車内で歳納めサンジハン!!

787系グリーン車

787系グリーン車に乗りたかったので、小倉−博多で特急「きらめき19号」のグリーン車をe5489で予約してみると、グリーン料金が100引きの900円だった。これは知らんかった…。GWの時は普通にMVで予約してたし。

JR九州の在来線特急の中でも787系グリーン車の中折れシートの座り心地は抜群。グリーン車の乗客は僕一人、ワンマンアーミー。

帰りは「さくら」

帰りは当初、数少なくなった「ひかりレールスター」のうちの1本である博多18:36発「ひかりレールスター576号」をエクスプレス予約で確保していたが、30分繰り上げて18:04発の「さくら574号」にした。「さくら」はエクスプレス予約が使えないので、「ひかりレールスター576号」は適当な列車にとりあえず変更しておいて、e5489で「さくら574号」の空席を調べると1番後ろの窓側席が空いていたので即選択。特急料金はエクスプレス予約もe5489も変わらない。携帯の充電も切れかけていたし、全ての窓側席にコンセントがある「さくら」に変更して結果的に正解だった。
博多から1時間53分、19:57に岡山に到着して一気に日常へ戻る。岡山20:12発の快速「マリンライナー61号」で帰宅。

――2011年は日本にとって3.11に代表される通り激動の年であったが、僕にとっても例外ではなかった。夏に東京から岡山に帰ることになるとは想像すらつかなかったものだ。そんな2011年の歳納めを九州で行え、かねてより食べたかった「豚とろ」のラーメンを食べることができ、鹿児島市内の観光もできて何よりであった。東京から岡山に帰って九州は一気に近くなったことだし、またぜひ「さくら」または「みずほ」で九州へ足を運びたいものだ。

また、今回の旅行記作成に関して道中の様子をメモがわりにTwitterでつぶやいておき、Twilogで参照しながら書くという手法を用いた。これを執筆したのは旅行から2週間後の2012年1月15日であるが、忘れていた記憶も思い出すことができ、旅行記作成に大いに役立った。

(おわり)