宇野バス小ネタ集

長岡・駅前


国道2号・250号線における区間便のような存在でもある長岡・駅前行。岡山には長岡駅という駅はないので、どこに行くのかと思ってしまいますが、山陽本線東岡山駅南口へ行きます。ちなみに駅北口には宇野バス東岡山線の東岡山駅前バス停があり、こちらの方が本数は多い(毎時2〜3本)です。
東岡山駅周辺は岡山市中区の長岡という地域*1なので、このような行先となっているようです。それなら東岡山駅南口と案内した方が分かりやすいように思いますが…。
実は東岡山駅って、開業当時は長岡駅を名乗っていて、1961年に現在の「東岡山」駅に改称されたんですね。

ふりがなによる案内


宇野バスの行先表示が字幕式だった頃はほとんどの行先にふりがなが振られているのが特徴的でしたが、今では全車LED化されてふりがなは消えてしまいました。でも、表町BCの案内には今でもしっかりとふりがなが使われています。町苅田(まちかんだ)はなかなか読めないですね。字幕式だった頃に町苅田止まりの便があったので、地名自体は知っていたのですが。


「国道2号・250号線」にも律儀にすべてふりがなが。ここまで丁寧に案内している会社ってなかなか無いですね。

まだ残っていた「低くて乗りやすいバス」


以前のエントリーで紹介したように、今では入口横にはこのように「UVカット・断熱フィルム装着ガラス仕様車」というアピールが行われていますが、かつてはこの部分に「低くて乗りやすいバス」とアピールしていました。もう「低くて乗りやすいバス」は絶滅したのかと思いきや…。

一部の車のステップに今なお健在でした。この車は岡山22 か40-23です。これを発見したときは(頭の中で)「おおっ!」と驚きました。

降車合図ボタン


ワンステップバスを除く車の降車合図ボタンはこのような懐かしさを感じさせるアイテム。押すと「チーン」というベルが鳴ります。つい最近になって「チーン」に加えて「ピンポーン」まで鳴るよう変わっていますが…。

ニューエアロスターの並び


左がワンステップバスの岡山200 か11-84、右がツーステップバスの岡山22 か40-20。
前面だけ見ると見分けがつきにくいですが、補助灯の形状が異なっているのが分かります。

ワンステップバスでもハイバックシート


現在1台のみ運行されているワンステップバスの車内。オレンジ色の手すりや吊り手が取り付けられているのが目につきますが、車椅子対応の折りたたみ座席以外はご覧の通りハイバックシートが並びます。
ツーステップバスではハイバックシートでグレードが高かったのに、低床バスになって背もたれが低いものになってしまった会社もある中で、ワンステップバスでも極力グレードを維持したところに宇野バスのこだわりを感じます。

*1:東岡山駅の所在地は土田