AROUND THE KYUSHU 2013(その1)

1/3〜1/4に九州へ行って来ました。JR博多シティで1/14まで開催されている「水戸岡鋭治の幸福な鉄道展」の見物が目当てです。周遊きっぷの福岡ゾーンで中津まで乗車できることに目をつけ、中津のからあげ食べ歩きもして来ました。

九州へ行く前に

当初は岡山7:42の「さくら543号」をエクスプレス予約で確保していたが、朝の宇野線638Mが湘南色115系A13編成と*1いう情報を前日に聞きつけ、岡山9:02発の臨時「さくら583号」に変更して、まずは地元で撮影。


213系C02編成先頭の636M。ギリギリに到着したのでデジカメで。


3110M、快速「マリンライナー10号」は223系5000番台P7編成+5000系M1編成。平日だとラッシュのピークなのに5両編成なので、混雑は半端ではありません…。


お目当ての638M、湘南色115系A13編成。115系A編成は定期運用では宇野線瀬戸大橋線に入線しないので、貴重です。
A13編成はこの後、琴平行2529Mに入りました。
例年、2529M〜2534Mは、正月三が日に限ってこんぴらさん初詣客対応のため、所定3両のD編成のところ、4両のA編成に差し替えて運転されています。これに関連して宇野線瀬戸大橋線普通列車も運用変更が行われます。


変顔115系D30編成の524Mを撮影して撤収。

いよいよ九州


3112M、快速「マリンライナー12号」で岡山へは8:47に到着。エクスプレス予約で1本前の岡山8:57発「さくら547号」を照会すると空席があったので変更。


じゃじゃーん。またもや「朝からグリーン車」(爆)。
…C83の2日目以降を放り出してお金が浮いたのでつい。
小倉までおよそ1時間半をくつろいで過ごす。

小倉

10:28に小倉着。朝は何も食べなかったし、以前に逗子さんが食べた「かしわスープ麺」を食べようと思って、それで小倉で下車したのだが、小倉駅地下コンコースをうろついてもそれらしき店が見当たらない。「北九州駅弁」の売店は見つけたのだけれど、どう見ても弁当しか売っていない。おそるおそる店員さんに、かしわスープ麺が食べられる店があるのか聞いてみると、なんともうないという衝撃の事実。
…参ったな。でもこの後に折尾で下車して工事中の折尾駅を観察する予定なので、食事については折尾のかしわめしソリューションを採択。


かしわスープ麺にはありつけなかったが、最近移転したメロンブックス小倉店でご当地めろんちゃん第2弾を受け取る用事がある(ぉ
小倉駅新幹線口を出て右手に、「あるあるCity」というサブカルチャーの総合施設ができていた。アニメイトゲーマーズメロンブックスらしんばんといったアニメ・同人ショップが勢揃い。この日は影山ヒロノブ氏のイベントがあったようで、11時の開店を前に待機列ができていた。
知らない間に小倉駅新幹線口がすごいことになっていたとは。
メロンブックスでご当地めろんちゃん第2弾を受け取り、なぜか薄い本まで何冊か購入(爆)

折尾駅

特急「ソニック」は自由席が混雑していたので敬遠して、813系に乗って折尾で下車。


折尾駅は立体交差化工事が進行中で、伝統ある木造駅舎はカバーで覆われ、仮駅舎となっていた。


これは2009年夏に訪れたとき折尾駅


811系と885系が顔を合わせる。


古びた筑豊本線のホームで並ぶ福北ゆたか線の817系(左)と若松線のキハ47(右)。
個人的にはこの筑豊本線ホームの雰囲気、結構好きです。

改札内で無事にかしわめしを買い求め、折尾12:38発の特急「きらめき11号」博多行に乗車。こちらは自由席に余裕があった。


【折尾のかしわめし】
折尾といえばこの駅弁

787系の車内でかしわめしを美味しくいただきました。

吉塚で撮影

博多には13:11着。「水戸岡鋭治の幸福な鉄道展」は夕方に見に行くことにしたので、しばらく暇だ。曇っていたので、本来なら逆光になる吉塚で撮影することに。「白缶」こと817系2000・3000番台が来たら試乗することにしよう。


787系の特急「きらめき」。


813系。


883系の特急「ソニック」。883系を撮影するとアルミ車体の1000番台組み込み編成によく当たりますねー


811系。


福北ゆたか線の817系1000番台(上)と813系(下)。


817系V1104編成。1104で「一青窈」編成。


吉塚駅2番線で休む787系

817系2000番台に試乗

787系を撮影していると福北ゆたか線の817系2000番台が博多へ向かって行った。すぐに折り返してくるはずなので直方方面行きホームである4番線で待機すると、予想通り15:04発、直方行の快速でやってきた。
吉塚の時点では座席が全て埋まっていたが、長者原で空席ができたので座ってみた。が…。


817系2000・3000番台はロングシートでありながらヘッドレストが付いていることは知っていたが、九州在住のTwitterのフォロワーさんには非常に不評だった。それを自分で確かめるべく座ったが、悪評通り座面と背もたれが薄っぺらい。すぐに背中が痛くなる。ヘッドレストはフカフカなのにチグハグだ。これならE233系の方が何倍もいいぞと思ってしまった。まあ姿勢良く座ると、背中が痛くなることはないのだが…。
VVVFの非同期音はそのE233系3000番台によく似ている。
この列車の車内からサンジハン!!


817系以降に製造されているJR九州の車両で標準となった、ドア部分の環状に配置された吊り手。客室照明にはLED照明が採用されている模様。


大関魁皇こと浅香山親方の出身地でもある直方。博多−直方には魁皇にちなんだ列車名である特急「かいおう」も走っている。


直方で休んでいる817系2000番台を撮影。「白缶」の愛称に違わず車体は白で塗装されている。


817系1000番台(左)と813系(右)。813系に乗って折尾へ。
直方以北の区間では筑前垣生を出て遠賀川の鉄橋を渡る際、3線区間だった頃の遺構が見える場面が見所。


再び折尾駅筑豊本線ホーム。813系(左)とキハ47(右)


近代的な813系と古びたホームの取り合わせ。

ソニック


折尾から博多へは特急「ソニック44号」。e5489でグリーン車を予約してしまった(

水戸岡鋭治の幸福な鉄道展


今回の遠征のお目当て、JR博多シティで開催されている「水戸岡鋭治の幸福な鉄道展」(2012/12/02〜2013/01/14)。
JR九州の車両をはじめとする公共交通のデザインに関するパネル展示や、列車座席の実物の展示、さらにはクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の室内ケーススタディもある展示会だった。


NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも開発秘話が紹介された、特急「あそぼーい!」の「白いくろちゃんシート」。
2人掛けのシートに親子で乗車することを想定して片方の座席を小ぶりにして、前後どちらの向きでも子どもが窓側に座れるよう、817系のような転換式シートが採用されている。


その817系の転換式シート。


様々な特急列車の座席。


885系のこの座席、自室に欲しいです(

夕食

展示を見終えて今宵の宿である「東横イン博多口駅前II」にチェックイン。
少し休憩してから19:30過ぎに、夕食を食べるため外出。博多駅地下街の「ラーメン亭」に行ってみると、年始で早じまいなのか、なんともうオーダーストップだった。呆然。
しかしここで立ち止まっていても仕方がない。店を、探そう。
しばらく歩いていると、「うま馬」という店を見つけた。入ってみるか。


【「うま馬」祇園店のラーメン】
博多ラーメンでは珍しい(?)、平打ち麺


【「うま馬」祇園店の一口餃子】
ラーメンセットを頼むとラーメン+替え玉またはご飯、さらにこの一口餃子が付いてくる

替え玉を食べ終えるとお腹いっぱい。ごちそうさまでした。

宿に戻って、ケンミンショーのスペシャルを見て、就寝。

(つづく)

*1:所定では113系B編成