【TZN'EXの脳内】年5日の年休取得義務化について

タイトルは某交通系YouTuberの方のパロディです(

まあこのブログを見ている人はそういないと思うんで、ここに書いてもしゃーないかもしれませんが、思うことがあったので書きます。色々ツッコミどころ満載だと思いますがその点はご了承ください。

働き方改革法案の一環で今年度から年5日の年休取得が義務化になりましたけど、これ、ただでさえ忙しくて年5日も年休取れないっていう業種はいくらでもありますよね。そういう人はどうするんだっていう。それで年間の年休取得が5日に満たないと1人あたり30万以下の罰金に科せられるわけですからね。これおかしいよなと。むしろその30万を休まず頑張った報酬として当該労働者にあげたほうがいいと思うんですけどね。

間違いなく書類上では年5日以上休んでるけど実際はそうではないという人は大勢いるでしょう。現に私の友人の会社では前年まで休日だった土曜や祝日が今年度から出勤日になっている日があったり、在宅で働いていれば年休(=会社に来ないので出退勤の打刻がない)とカウントしたりしているそうで。このように抜け道なんていくらでもある*1し、そもそもすべての業種に当てはめようとする法案そのものに無理があると思うんですよね。正直ありがたくないというか、厄介な法案だなと思うんですよ。

他にも派遣や客先常駐で時間に応じてお金を請求する業務形態だと、実際は働いてるけど出勤簿では年休にして、ただそれだと労働時間が実際より少なくなって損するので、出勤簿上で休んだ日の時間を別の日に按分して帳尻を合わせるという人もいそうな。表にして解説すると、

  出勤簿 実態
年休 8:30-17:30
8:30-20:00 8:30-17:30
8:30-20:00 8:30-17:30
8:30-20:00 8:30-17:30
8:30-20:00 8:30-17:30
合計*2 40h 40h

↑1週間のうち1日を働いているけど休んだことにして、その8時間を残りの4日に按分する例。これだと実態としては時間外作業をしていないのにしたと申告することになるので問題になるでしょうが、そもそも管理職などで時間外手当が付かない人であればできますからね。これを読んで孤独のグルメのゴローさんみたいにそういうのもあるのか、と思った人、やっちゃダメですよ。最終手段としてはありかもしれませんが自己責任で。極端な話、3月時点でまだ1日も休めてないのに3月に5日一気に休んだことにして40時間分を別の日に按分すると会社から怪しまれる可能性大ですからね。「遅い夏休みを取ってその分を残業でカバーしました」と言い訳するのも苦しいぞ(

よく「従業員の勤務状況を把握して長時間労働の是正につなげる」を売り文句にしている勤怠管理システムがありますけど、あれ意味あるんかなと。Webベースのシステムだと所属長権限があるユーザーであれば部下の出退勤打刻も編集できてしまうので、それで打刻の改ざんだってできるわけですから。

まとまりがありませんが、これまで年休を年5日も取ったことがろくにない(昨年度は3.5日でうち2日はお盆の時期、さらに0.5日は健康診断なので実質1日)人の僻みとしてお読みいただければと思います。

poyopoyo.hatenadiary.com

 ↑ググると興味深い記事を見つけましたので、ご参考までに。やはり年休を取ったことにして働くという事例はありますよねえ。私もこの手段を使おうかと会社に相談したらダメと言われましたが、そうでもしないと年5日は取れそうにないのでやらざるを得ないかなと。社外勤務でいつ休むかを本社に事前申告する必要がない(月末に事後申告)ので、休んだことにした日の時間を別の日に按分する手法を早速使おうと思いますw

あと、1回ぐらい年休を5日取れなかった人がいたからといってすぐに罰則が下るというわけではないようですね。

*1:いわゆる、「労働条件の不利益変更」が典型例

*2:12:00~13:00と17:30~18:00を休憩時間とする