この地上に楽園などありはしないの?

ヨハネよしこちゃんみたいなセリフ(
>挨拶

去年12月に異動して、当時は当ブログで「ここは仕事の進め方が素晴らしい! それに比べて前いたところは(以下略)」みたいなことを書きまくっていたわけですが、いつまでもいいことばかりは続かないんですね。

どういうことかと言うと、この春からエンドユーザ首脳陣の方針でアジャイル開発をやめる方向に舵を切らざるをえなくなってしまい、どうも前に比べると縛りがきつい、やりづらい印象になってしまいました。大人の事情とはまさにこのような状況を言うのです。空気も重くなりましたね。

私も率直に言って動揺を隠せませんでしたね。ここでの売りがスポイルされてしまうと。だからといって今更前の現場に戻ることは望みません。チームの皆さんの人柄は断然いいし、困っても放置プレイになることはないんで(だからそうやって前の現場をdisるのはやめろ)
…これだと前の現場の方々を全否定しているように取られかねないので、確かに反りが合わない人がいたのは否定しませんが、懇意にしている人もいたということを申し上げておきます。

まあ3ヶ月間だけでもアジャイル開発、やるべきことをタスク出しして明確化するということを体得できたんで、その経験はきっと今後も活用できるでしょう。むしろこれをもっと早く会得していれば、去年夏に3日間ズル休みするなんてこともなく、かっこいい姿を見せられたのかもしれませんw 不具合修正をマイナスイメージで捉えるのではなく、「○○の動作を△△の動作に改める」というストーリーとして、それに対してやるべきことをタスク出しして消化していく方法がおそらく合っていたんだろうなと思いますね。不具合修正のみならずカスタマイズも然りで。

でもカネを5000兆円積まれたってもうあそこには戻らんぞ。ま、あの人から熱烈なラブコールがあれば考えてもええけどw

この状況下で私にできることは何かを考える。技術面でのお手本となることはもちろん、うちから若い人も何人か来てるんで、現場の状況を逐一本社に報告して定期的にケアできるようにする、それが年長者である私が果たすべき役割なのかなと。