半年ぶりの関西


「はい、みなさんどうもご無沙汰しております。西園寺でございますけれども。」
大阪駅のここで一度やってみたかった挨拶

というわけで、4月2日以来半年ぶりの関西に行ってきました。当時はまだプロ野球が開幕したばかりでしたがもう来週にはヤクルト-オリックス日本シリーズが始まるという、半年という時の流れはそれだけ大きいわけです。
もっと短い間隔で行きたいんですが、今年度は伊豆箱根鉄道駿豆線の「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング電車「HAPPY PARTY TRAIN」のバースデーイベントが2年ぶりに再開されてそちらの取材にリソースを集中しなければならず、結局は関西に行けるのがイベントがいったん落ち着く10月となってしまいました。

まずは甲南山手で撮影。

223系1000番台V5編成 新快速、草津行き
225系100番台U8編成 新快速、敦賀行き
223系1000番台V2編成 快速、米原行き
225系100番台U7編成 新快速、近江塩津行き
EF210-310牽引の貨物列車
223系1000番台V4編成 新快速、野洲行き(Aシート連結)

この後は京阪へ移動。

2200系2226-2276編成 急行、出町柳行き
3000系3001F 快速特急洛楽、出町柳行き
1000系1501F 準急、三条行き
8000系8003F 快速急行出町柳行き

珍しい8000系の快速急行。所定では3000系で運転ですが計画代走です。

8000系8001F 特急、出町柳行き

8000系はデビューから30年以上が経過していますが、1998年からダブルデッカー、更に2017年からはプレミアムカーを組み込み、今も京阪電車のエースとして君臨しています。

撮影を終えて京橋から3000系快速急行プレミアムカー出町柳へ。上りホームの売店アンスリー」で売っている京橋名物フランクフルトは必見ですよ。
8000系のプレミアムカーは改造車の宿命で窓割が合わない座席がありますが3000系は新造車でその心配はなし、それに快速急行だと特急より停車駅が多く長く乗れるし、特急ほど混まないので最近は3000系を好んで選んでいます。
この日は例によって「秋の関西1デイパス」を使用していますが、秋は京阪線叡電が乗り降り自由のチケットを引換券で入手できるので、使わない手はありません。

13000系13007F(「響け!ユーフォニアム」副標)

中書島へ戻って宇治線を撮影。京都アニメーション京アニ)制作で宇治が舞台のアニメ「響け!ユーフォニアム」とのコラボ副標を掲出した13000系13007編成、無事に動いていました。

13000系13007F(「響け!ユーフォニアム」副標)

宇治駅でアニメと同じアングルで撮影。「響け!ユーフォニアム」の作中では宇治線の13000系も実車そのままに登場し、さすが京アニと唸らせる描写力の高さを感じ取ることができます。

中書島六地蔵黄檗、宇治の各駅には「響け!ユーフォニアム」のパネルも設置されています。

京阪で出町柳、そこから叡山電車に乗って修学院へ向かい、極鶏の黒だくと卵かけご飯を食す。やっぱり美味いなあ。ご飯にスープをかけて食べるのがまたたまらんのよね。

野洲へ足を伸ばして帰りは新快速のAシート。
いつでも乗れる京阪プレミアムカーに対し、こちらは登場から3年経ってなお1日2往復だけの状況。登場当初は車内で係員から500円の乗車整理券を買う方式でしたが今年3月12日より全席指定席となり、更に指定席料金はJR西日本のネット予約「e5489」のチケットレスでも600円(下りの2本目のみ450円)、正規料金だと840円で実質値上げされたので、以前のような気軽な利用はしづらくなった感があります。
京阪神間を超えて長距離乗るなら840円払って座る価値はあるでしょうが、阪神間、あるいは京阪間で840円も払うのはちょっともったいないですね。
試験的に有料座席を導入したはいいもののサービスに関して迷走している感が否めませんが、今後どうなっていくのでしょうか。

何はともあれ、半年ぶりに関西の鉄道を堪能し、そして極鶏のラーメンも食べられてよかったですね。秋の間にもう一度は行きたいものです。
このエントリーはここまで。お読みいただきましてありがとうございました。
また次回のエントリーでお会いしましょう。ありがとうございました。