2月13日ということで

【思い出の】213系【マリンライナー



1988年の瀬戸大橋線開業に備えて、国鉄分割民営化直前の1987年に投入された車両。国鉄の最終形式でもある。瀬戸大橋線が開通するまでの1年間は岡山−宇野間の快速「備讃ライナー」として運用。1988年の瀬戸大橋線開業後は、高松寄り先頭車に展望グリーン車を連結し、岡山−高松間の「マリンライナー」として活躍を始めた。以来15年間、瀬戸大橋線の看板列車として走り続けた213系であるが、最高速度が110km/hで更なるスピードアップが困難であったこと、海上部を走るため床下機器の痛みが予想外にひどく故障が頻発するようになったため、2003年10月1日のダイヤ改正で、新快速用223系2000番台をベースに設計された最高速度130km/hの性能を持つJR西日本の223系5000番台、JR四国5000系に置き換えられて213系は「マリンライナー」の座を退いた。現在、213系の展望グリーン車は1両がJR西日本の在来線技術試験車「U@Tech」に改造された以外は廃車、普通車に関しては一部がワンマン運転対応改造を受け、岡山地区の普通列車に転用されている。