讃岐うどん巡礼

標題の通りついに本日、SIRAKAWAさんのお店にうどんを食べに行きました。

■SIRAKAWA

早島8:06のマリンライナーに乗車。せっかくなので先頭車両の展望席を予約した。展望席だと指定券の列車名は「マリンライナー」ではなく「マリン・パノラマ」という表記になる。運転席を目の前にしたリクライニングシートに座り、運転士気分を味わった。坂出で下車し、観音寺行の列車に乗り換えた。

当初は坂出の「がもう」に寄ってからSIRAKAWAさんのお店に行こうと思ったが、がもうに寄ってからだとSIRAKAWAさんのお店が開く11:00に間に合わないことが判明したので、SIRAKAWAさんのお店へ直行することにした。

ところで、SIRAKAWAさんのお店は三豊郡山本町にある。…と言ってもピンと来ない方が多いと思うので、観音寺の隣と言えば大雑把な位置は解って頂けるだろうか。ここへ行くには車を使わないと困難だろうと思ったが、あるサイトで観音寺にレンタサイクルをやっている自転車店(本間サイクル)があることを知り、これを使えば行けると確信した。僕にとって西讃はうどん巡りの空白域だったので、このレンタサイクルはありがたい存在。

本間サイクルで自転車を借りる。店のおじさんによると昨日も関東からうどん巡りをするため自転車を借りに来た人がいたそうだ。20分少々でSIRAKAWAさんのお店に到着した。時刻は10:15頃。開店45分前に到着してしまった。10:50にSIRAKAWAさんが表へ出て、暖簾を出した。このときに挨拶。自転車で来たことを伝えたら、「なんとかー!」とSIRAKAWAさん驚く(笑)。

SIRAKAWAさんオススメの「たこちくぶっかけ」をいただくことにする。「たこちく」とはタコが入ったちくわの天ぷら。コシのある細麺が美味しい。たこちくも揚げたてで、本当に美味しかった。洗練された讃岐うどんという印象だ。まだ開店当初はお客も少なかったので、SIRAKAWAさんと曜子ちゃんの話題やうどんの話題に花が咲く。

「今日はヒマやろな〜」というSIRAKAWAさんの予想に反して、11:30を回ってお客の数が増えてきた。あまり長居するのも他のお客に迷惑なので、この辺でお店を後にする。短い時間でしたがSIRAKAWAさん、そしてお店のお姉さん、おばちゃん、今日は本当にお世話になりました。うどんご馳走様でした!

後でメールをいただきましたが、結局昨日に続いて13:00過ぎには売り切れたそうです。すごいー。

■いぶき

SIRAKAWAさんのお店を後にして、豊中町の「いぶき」へ。ここでは迷わず「しょうゆ竹」を食べた。しょうゆうどんにひねったちくわのてんぷらが乗ったうどん。細めの麺と、揚げたてのちくわが美味しい。

■大喜多

続いて観音寺市内へ戻って「大喜多」へ。古きよきうどん食堂のたたずまいを残す店。「青春デンデケ…」の舞台にもなったらしい。きつねうどんを食べた。SIRAKAWAさんのうどんと好対照を成すような、素朴な田舎うどんがノスタルジーを感じさせる。テーブルにおいてある自家製の漬物がサービスで食べられる。代金を払うとき、店のおばちゃんから「遠くから来たん?」と聞かれた。僕から「遠くから来たで」というオーラが出ていたのだろうか(^^;)。

■うどん天国

国道11号線沿いのお店。ここのうどんは麺にカルシウムを含んでおり、うどん1杯で牛乳1杯分のカルシウムが摂れるとのこと。温玉ぶっかけを食べた。

せっかく観音寺へ来たので、琴弾公園へ行って寛永通宝の砂絵を撮影した。

■まり

最後に「まり」の味噌汁うどんを食べて、うどん巡礼終了。4年前にも「まり」へ来たことがあるが、店内がとても狭かったのが印象的だった。現在は店の外観こそ変わっていないが、店内は全席カウンター席に改装されていて、ダウンライトも取り付けられて洒落た雰囲気になっていた。でも味は以前と変わらず、美味しかった。