名鉄阿房列車

…の旅を今日、日帰りで決行してきた。目的は7000系パノラマカーの乗車と撮影。9/17は何も考えずに行ったせいで、なんか消化不良気味だった。気が付けば名鉄にハマっている…。もう手遅れですね。

昨夜のムーンライトながらに乗り込み、名古屋で下車。名鉄名古屋駅で、3000円の「名鉄電車1DAYフリー」切符を購入。早速これを使い、名古屋6:20発の岐阜行き快速特急に乗り込む。朝もはよから名鉄阿房列車の旅始まり。
ところでこの「名鉄電車1DAYフリー」、特別車にも乗り放題と聞いていたが、それは10:00〜16:00の間で、しかも座席の指定は受けられない。つまりその時間内であれば別料金なしで特別車に乗車出来るが、座席の指定を受けた人が乗車して来た場合は席を譲らないといけないというよく分からない制度になっている。それなら3800円の2DAYきっぷの方が、ずいぶんとおトク感があるように思える。

岐阜で朝食を食べた後、豊橋行きの快速特急に乗った。神宮前で下車。河和線に乗ろうかと思い、中部国際空港行きの特急に乗り換えて太田川で下車した。すると反対側から、犬山経由岐阜行きの急行が7000系パノラマカーでやって来たではないか。予定を変更してこれに乗る。神宮前で最前部の展望席が開いたので、座る。午前中にして目的達成。しばし、展望席で悦に入る。それにしても、名古屋まで急行で走ってきたかと思ったら名古屋から準急に変わり、さらに犬山から岐阜は普通に変わるという、名鉄の運行形態は複雑だ。
犬山で下車し、小牧線に乗ってみることにする。
小牧線は地下鉄上飯田線を介して名古屋の都心部へ達する路線にもかかわらず、犬山から小牧までは単線という都会なのか田舎なのかよく解らない路線だ。途中で7500系の廃車体が見えた。同形式は低床構造と、他形式と併結不可能なことが災いして今年の8月に運用離脱…。
上飯田到着後、犬山へ折り返す。名古屋方面行きの列車を待っていると、中部国際空港行きの準急がまた7000系パノラマカーでやって来た。名古屋まで再び悦に入る。

名鉄名古屋はホームが3面2線しかなく、神業のように列車が次々とやってくる。これを見ていると名鉄クオリティの高さを感じ取れるはずです。

名古屋から「ミュースカイ」に乗って中部国際空港へ。全車特別車なので、ミューチケットを買っておく。すでに乗車時には満席になった。「ミュースカイ」は基本が3両編成なので、今日もたびたび満席になる列車が見受けられた。

中部国際空港駅に到着後、駅に張り付いて列車の撮影にいそしんだ。この駅に1時間もいれば、2000系「ミュースカイ」、2200系はもとより、1000系「パノラマSuper」、そして極めつけは7000系パノラマカーと、名鉄を代表する特急列車に出会うことが出来る。


↑今回はフィルムメインなので、デジカメではあまり撮影していないが、「ミュースカイ」を。

撮影を終えて、再び「ミュースカイ」で金山へ折り返した。地下鉄に乗り換えて栄へ行き、味噌カツを食す。うまい。名古屋は飯が美味いから好きなのよね。

名古屋から豊橋まで快速特急に乗り、豊橋300系「こだま」に乗り換えて帰る。車内メロディーは「いい日旅立ち」。おや、東海道区間の「こだま」なのに車両はJR西日本

地球博の最終日だったけど、それには目もくれず(汗)。