北関東阿房列車

※行程についてはg:train:id:TZNEX:20051210に記す。
今日の旅を総括すると、
青春18きっぷで行く烏山線日光線水戸線に乗車し、宇都宮で餃子を食べ、松戸で歴代マッ缶買出しツアー。オプションで東武野田線運河駅訪問」
と言ったところか。


朝5時にどうにか起床。手元にある青春18きっぷはなぜか、備中高松駅発行の桃色の常備券。そう、岡山の後輩Tくんに買ってもらったものだ。やはり18きっぷを買うなら常備券がいい。

朝5時台はまだ湘南新宿ラインが運転されていないので、宇都宮線に乗るには埼京線で赤羽まで行かねばならないが、さらにこの時間帯は埼京線も池袋発着で新宿にはやって来ない。したがって新宿−池袋は山手線を利用する。

赤羽駅で磁気グリーン券を買う。昨年冬より、18きっぷでもグリーン券を用意すれば、普通・快速の自由席グリーン車への乗車が可能になった。宇都宮線ではSuicaグリーン券を利用できるが、磁気グリーン券を買った理由は一部の方にはお分かりだろう。…あの特典を受けるために。宇都宮までの約1時間半を快適に過ごす。

今回、宇都宮線E231系に乗るなら確認しておきたいことがあった。それは小山(おやま)駅到着時の英語アナウンスである。以前は「The next station is "オォヤマ"」と、「おやま」の「お」にアクセントがあったようで、それでは「大山」に聞こえるからか、確かに「オヤァマ」と、「おやま」の「や」にアクセントを置くよう変わっていた。

宇都宮で烏山線直通の気動車に乗り換える。烏山線は烏山へ行くほど田舎になる典型的なローカル線。長閑な景色に心が癒されるようだった。また、「宝積寺」や「大金」と、縁起の良い駅名があることでも知られる。烏山へ着いて駅前をぶらつき、折り返しの宝積寺行きで引き返す。宝積寺から宇都宮線に乗り継ぎ宇都宮へ戻り、日光線へ乗り換える。

日光線は駅を離れると街が途切れ、林の中を縫うようにして走るのが印象的だった。日光といえば日光東照宮だが、今回は乗ることを主眼に置き、すぐに宇都宮へ引き返したので訪れていない。近々、JR線〜東武日光線直通の特急が運行開始するので、それに乗る際に訪れれば良いだろう。

宇都宮へ戻ったのは12:22。宇都宮といえば餃子。今回は宇都宮餃子の食べ歩きもしたかったので、昼までに烏山線日光線に乗る計画を立てたのだ。宇都宮を訪れるのは3年9ヶ月ぶり。3軒回り、4皿食べた。やはり「みんみん」本店の餃子が一番旨かった。

わざわざ並んで食べた価値があったというもの。皮がパリッとして本当に旨い。

宇都宮でゆっくりし過ぎてしまい、水戸線は予定よりも1本後の列車に乗ることに。沿線には特に大きな街があるわけではなく、景色は単調だった。しかし車両は403系。

市町村合併により駅名標がこんな状態に。
友部から常磐線に乗り換えて、職場の人から聞いた「ウンガリアン」を思い出して柏で下車し、東武野田線の運河へ行ってしまった。

柏からE531系の常磐線に乗って、今度は松戸で下車。クイズ番組のジングルのような6番線発メロを聞いてしまう(笑)。そして、せっかくマッ缶発売エリアに来たので、駅周辺のコンビニを回って歴代デザイン缶を探す。結果、3代目を除いてゲットできた。

常磐線のラストコースはドレミファインバータのE501系。どこまでネタな旅なんだろう。今日は心もお腹も大満足。