西多摩阿房列車

今朝は平日よりちょっと遅いぐらいの時間に起きた。今月の乗車距離を5000kmにしたいだけの理由で「ホリデー・パス」を利用し乗ったで降りたで。この機会に「ホリデー快速ビューやまなし」や、いまだ手付かずだった青梅線五日市線に乗車した。

始末書を書きたくないのでNEWDAYSSuicaにチャージしてから券売機で「ホリデー・パス」を購入。三鷹からでは「ホリデー快速ビューやまなし」に座れないだろうと思ったので、始発駅の新宿へバック。無事2階席に座れた。普段は201系でたどる中央線を215系の2階席から眺めると印象が違って見える。215系に乗るのも久しぶりで、湘南新宿ラインで運用されていたときに乗って以来。今や平日は「湘南ライナー」でしか乗れないから、215系に乗車する機会が無い。少しでも長く乗りたかったので「ホリデー・パス」の西限である大月まで乗車した。大月から長野色115系で高尾へ折り返す。高尾では留置線にモハ115-1104込みの編成がいた。これが来ればよかったのに。

高尾からは中央特快で立川へ。中央特快は豊田を出る時点で立ち客が出たけれど、立川で意外にもかなり降りた。立川はかなり求心力があるみたいだ。

立川から青梅線に乗るため、青梅特快に乗車。ここで立川始発ではなく中央線からの直通列車を選んだのには理由があって、中央線からの直通列車は青梅線の「本線」とは別の、中央線から青梅線へ合流するためのアプローチ線を通って行くから。

立川を出た青梅特快は中央線をオーバークロスして、単線のアプローチ線を進む。西立川の手前で青梅線の「本線」と合流。青梅特快とはいうものの青梅線内は各駅停車。沿線は家並みが途切れない。

青梅を目前にした東青梅まで複線だったが、この先は単線。東京行きの快速と行き違い、青梅に到着。奥多摩行きに数分で接続していたが、これには乗らずに20分後の列車に乗る。「四季彩」車両で運転されるためである。せっかく「四季彩」が運転されるのだから乗らないと勿体無い。

青梅は「昭和の街」として町興しをしていて、駅の地下通路にも映画の広告があっていい味を出している。駅の発車メロディは「ひみつのアッコちゃん」で、これは赤塚不二夫記念館があることにちなんだもの。


青梅線を完乗するため、「四季彩」使用の奥多摩行きに乗る。201系を展望電車として改造したもので、201系でクロスシートを備えているのはこの編成だけ。青梅を過ぎて家並みも途切れ、東京とは思えない緑豊かな青梅線多摩川と寄り添うように進んで行く。東京都内なのに旅気分になる。


奥多摩駅

奥多摩に到着し、同じ「四季彩」で折り返す。青梅で東京行きの快速に乗り換えて、今度は拝島で五日市線に乗り換える。オレンジ色の201系、4両編成。五日市線は全線単線で、最初の駅である熊川は1線しかない棒線駅。東秋留、秋川と進み、武蔵引田に着く頃にはすっかり長閑になった。武蔵増戸を過ぎ、街並みが広がって高架に上がると終点の武蔵五日市に到着。


乗車した列車は「ホリデー快速あきがわ号」として新宿へ折り返す。拝島での乗換えが不要で、青梅線内も快速運転なので人気なのか、改札を出てホームへ戻ると4両の座席があらかた埋まっていた。先頭車で「クハる」ことに。

拝島で後寄りに奥多摩からの「ホリデー快速おくたま号」を連結する。拝島でも空かなかったのと、乗車記録を面白くするために「ホリデー快速おくたま号」に移動すると、こちらは空席があった。拝島の次は西立川まで無停車。立川からは中央線に入り、中央特快や青梅特快と同じ駅に停車。立川を過ぎると目的を終えて安心したのかおやすみう(略)。

新宿から先は逝っとけダイヤで、湘南新宿ラインの小田原行き特別快速に乗ったら目黒付近で山手線を追い越した。モハ653番ユニット込みのトウ551編成。…大崎で捉まえる。浜松町に着いて、「ホリデー・パス」で東京モノレールにも乗れることを思い出してモノレール全線を往復した。