独断と偏見で選ぶ 2008年鉄道で印象に残った出来事BEST10

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※第7位、第6位はこちら
※第5位、第4位はこちら

BEST3をここで一気に発表します。

第3位 東京メトロ副都心線開業

今年は首都圏で新線の開業が相次ぎましたが、中でも東京メトロ副都心線の開業は、それまで池袋がターミナルだった西武池袋線東武東上線を新宿や渋谷まで引き込み、首都圏の鉄道地図を一変させた出来事といえるでしょう。
渋谷駅は4年後の東急東横線との直通運転を前提に東急の管理下になっていて、東横線の地下化が完成して直通運転が始まれば、西武池袋線東武東上線が横浜とすらも直結されることになるので、ますます首都圏の鉄道地図が様変わりしそうですね。
副都心線用の東京メトロ10000系



















第2位 201系トップナンバー引退 −変わりゆく中央線−

中央線沿線に住む者にとって、やはりこの話題は外せないでしょう。2006年12月26日より中央線にE233系が続々と投入されるようになり、逆に201系が続々と廃車になっていく中、クハ・モハのトップナンバーを含むH1編成は2008年になっても走り続けていました。このまま最後まで残るのかという期待を持たせましたが、1月29日の69T運用を最後に離脱してしまいました。
分割運用を行うE233系H編成に合わせて2007年に編成が組み換えられており、運用離脱後は組み換え前の編成に戻されましたが、結局クハ201-1を残して長野へ帰らぬ旅へ…。何のために編成を戻したのでしょうか…。
↓H1編成を撮影するときはなぜか中央特快に就いていることが多かったです。

さて、第1位は…。



























第1位 0系新幹線の原色復活、そして引退

ある程度予想していた方も多かったと思いますが、今年の1位は0系の話題以外にないでしょう。
今年の春に、それまで某銀行色だった0系を開業当時の白青塗装に塗り戻して話題を振りまき、特に秋からの0系フィーバーは、0系が如何に多くの人々にとって印象深い車両であったかということの証左とも言えるものでした。
僕も9月と11月の2回にわたり0系に乗車しましたが、塗装だけでなく車内チャイムも2003年まで使われていたものに戻されていて、あのチャイムを聴くと懐かしくもありました。かたや11月に乗車した時にご一緒だった方は始終着チャイムを聴くのが「はじめて」だったということで、年代の差を感じずにはいられませんでした(笑)。

さよなら、ゼロ。これからは僕等の思い出の中でずっと走り続けることでしょう。
恥ずかしいセリフ禁止


そういうわけで0系と中央線201系の話題でワンツーフィニッシュとなりました。「私は、ゼロ」(CV:福山潤)、「全力でオレンジ」という、2008年の活動を如実に表した結果となりましたね。