高山本線経由で富山へ(2)

<前回の続き>
tznex.hatenablog.com

朝起きて東横インの無料朝食サービスをいただいてから出発。
先に富山駅で富山のお土産を買っておく。

ainokaze.co.jp
あいの風とやま鉄道の富山駅で「とやま1日乗り放題きっぷ(中央エリア)」を購入。
これを使うとあいの風とやま鉄道の富山-高岡に加えて富山地鉄路面電車にも1日乗り放題。

高岡駅

ということであいの風とやま鉄道に乗車してまずは高岡へ。
2008年に来たときとは駅の様子が随分変わりましたね。

高岡駅前郵便局

高岡駅前郵便局、2008年に訪問したときは黄色を基調とした派手な色使いでしたが、景観条例に抵触したのか大人しい色使いに。

あいの風とやま鉄道の521系
高岡鉄道部改め富山地域鉄道部高岡運転派出

2008年当時はここのキハ40系は高岡色でしたが、今では見事にタラコ一色。

高岡駅駅名標

城端線ホームの駅名標JR西日本のデザインですが、高岡駅の管轄は今やあいの風とやま鉄道だからかJRマークがありません。

快速「ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)」

ちょうど観光列車「べるもんた」がやってくる時間だったので撮影。日によって氷見線で運行されたり城端線で運行されたりしますが、今日は城端線での運行。
「ファイナルアンサー?」と言ってきそうな某司会者みたいな愛称(笑)

忍者ハットリくん列車

忍者ハットリくん列車は作者の藤子不二雄A先生が氷見市出身であることにちなんで、もともとは氷見線でだけ運行されてたと思ってましたが、今は城端線と共通運用になったんですかね。



高岡からあいの風とやま鉄道の列車で富山駅へ戻ってきました。


さてここからは富山地鉄の市内電車を楽しみます。なんと言っても富山駅から直結で乗り換えられるのが富山における路面電車の強み。
私の地元なんて路面電車の駅前乗り入れ工事がようやく始まったというのに、一歩先を行くのが富山。


まずは環状線で中町(西町北)まで乗車し、隣接の西町電停で南富山駅前行きに乗り換え。


南富山駅には富山地鉄の研修センターも備えています。


「サントラム」T100形がスタンバイ。


8000形の富山大学前行きに乗車して富山大学前へ。
いったん富山駅へ向かった後、スイッチバック富山大学前へ向かいます。
富山大学は地元だと「富大(とみだい)」と略すんですね。


富山大学前の一つ手前にある長い停留所名「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前」


イチョウ並木も見えてアカデミックな雰囲気が漂ってくると終点の富山大学前。
南富山時点では晴れ間も見えたのにすっかり雨。この時期の日本海側らしい典型的な天気。
この列車で富山駅へ戻ります。


最後に岩瀬浜へ向かい、富山地鉄の市内電車完乗。
もともと岩瀬浜方面はJR西日本富山港線として富山-岩瀬浜を結ぶ路線、更に遡ると富山地方鉄道富岩線でしたが、2006年にJR西日本から富山ライトレールに移管されてLRT化、
さらに富山駅路面電車南北接続事業によって富山地鉄の市内電車と直通運転を行うことにより、2020年に富山ライトレール富山地鉄に吸収合併されたという歴史があります。
一度は私鉄から国有化された路線がLRTに姿を変えながらも同じ私鉄の手に戻ったという珍しいケースです。


岩瀬浜から5分ぐらい歩くと富山湾が見えます。日本海側なので波がすごい。


なんとか立山連峰も見ることができました。


セントラムで戻ります。


粟島(大阪屋ショップ前)で下車。
大阪屋という富山のスーパーに直結しています。
もう13時を回っているので、お昼を食べたいですね。


粟島(大阪屋ショップ前)から富山駅方面へ歩くこと5分ぐらいでありました、8番らーめん


ということで8番らーめん奥田店さんで野菜こく旨らーめん、とろけるチーズ、辛味増しとライス小。
らーめんに辛味増しを加えてこく旨辛らーめんも案外合います。「食べんまいけ」のくだりは富山ならではですね。


あいにく雲一つしかない天気になってしまいましたが、富山駅近くの富岩運河環水公園を見てきました。


「また来られ」
そろそろ予約している富山15:55発、北陸新幹線はくたか565号」の時間なので、富山を後にします。
何もなければ17時ぐらいまで滞在できるんですがこれから北陸新幹線の延伸区間に乗るので、この列車でも敦賀につく頃には日が暮れてしまいますからね。


はくたか565号」に乗車。


シンカンセンスゴイカタイアイス
北陸新幹線には普通車でも車内販売が健在。


越前テイクふ(違)


定刻通り敦賀には17:17に到着。やはり新北陸トンネルを抜けて敦賀に到着する頃には日が暮れてしまいました。


敦賀駅
18:44発の「サンダーバード40号」まで1時間半あるので、この間に夕食。


夕食は敦賀ヨーロッパ軒さんでソースカツ丼セット。
並でもごはんが400gあると注文してから知ってビビりましたが、ご飯にもソースがしゅんでいて案外いけました。


敦賀駅の新幹線から在来線特急への動線を示す案内。
北陸新幹線敦賀開業後は「サンダーバード」「しらさぎ」は特急専用ホーム発着となりましたが、いわゆる駅の表口である「まちなみ口(西口)」からは少々遠いので、乗車の際は普段以上に余裕を持つ必要があるので要注意です。


敦賀駅の特急専用ホームから「サンダーバード40号」に京都まで乗車。


あえて京都までにしたのは、普通車指定席の特急料金に加えてWESTERポイント500ポイントを消費してグリーン車にアップグレードできるからです。
新大阪、大阪まで乗ると1000ポイント必要になります。

京都からは新快速で大阪へ。このとき乗車したのは223系1000番台V5編成。


大阪からはあらかじめ指定を取っていた21:00発「新快速31号」のAシートで姫路へ。
これもWESTERポイント300ポイントを消費して予約できるので指定席料金は実質0円。

姫路から岡山まで新幹線、そこからマリンライナーに乗り換えて帰宅。
1泊2日でしたが密度の濃い高山、富山遠征でした。