名鉄ぶらり旅

昨夜の「ムーンライトながら」に乗り込み東京を出発。静岡でおやすみう(略)し、目が覚めると三河安城。この後まっすぐ帰るか、寄り道するか何も考えてなかったが、岐阜に到着して本能的に下車した。まだ朝6時台。岐阜の空気がすがすがしい。
岐阜へ来たなら見ておきたいものがある。今年3月限りで廃止になった名鉄岐阜600V線区は今どうなっているのか。岐阜駅の北口を出て、名鉄岐阜駅方面へ歩く。すっかり見慣れた岐阜の街。旧新岐阜駅前電停があった場所まで来た。軌道と安全地帯こそ残されているが、架線は撤去されていた。もう、ここに電車が戻って来る日は来ないのだろうか。
茶店を探して入り、朝食を摂った。
今回は本当に何も考えず岐阜へ来たので、何をしようか決めていなかった。とりあえず名鉄岐阜駅へ行き、トランパスを買い電車に乗る。ちょうど新羽島行きの急行があったので、これに飛び乗る。この機会だから竹鼻線羽島線を制覇してしまおう。
競馬場のある笠松で本線と袂を分かつ。線路は単線。岐阜郊外ではあるが、ローカルムードも漂う路線だ。新羽島に到着して、向かいに見える岐阜羽島駅駅名標を撮影。改札を出るとき、驚きの事実が。なんとこの路線は自動改札化されておらず、トランパスは使用不可だった。仕方ないので現金で精算し、笠松駅でカードの入場キャンセル処理をしてもらった。
せっかく名鉄へやって来たのなら、パノラマカーを撮影しておきたい。パノラマカーが多く入線する常滑線沿線で撮影して来た。常滑線セントレアへのアクセス輸送も担うことになり、2000系「ミュースカイ」などの運転開始で随分にぎやかな路線になった。僕も名鉄の中では好きな路線だ。
どうせなら3000円の1DAYフリーきっぷを買えばよかったなと思った。これならミューチケットも無料で発券できたし。でも、久しぶりに名鉄電車に乗車し、悦に入るTZNEXであった。