大月へ

川越線を乗り終えひとつの目的を達成。スカ色の115系(八トタ車)を撮れればいいなと思い、八王子から中央線を下ってみることにする。「ホリデー・パス」では西は大月まで乗車できる。八王子到着後、ちょうど大月行きの201系中央特快が来たので乗り込んだ。高尾以西の中央本線に乗るのも2年ぶりだ。
高尾を出ると、それまでの都市近郊路線の景色が一変、山中へ入っていく。どう見ても、201系には不釣合いだ。そういえば今日は、通勤形電車には不釣合いな路線ばかり乗っている。次の相模湖駅で神奈川県に入り、藤野駅を過ぎていよいよ山梨県までやってきた。帰省以外で関東地方を脱出するのも久しぶりだ。相変わらず山深い景色を進んでいく。途中で115系普通列車とすれ違うが、どれもスカ色ではなく、長野色で装った長モトの車ばかり。不安に思いつつ終点の大月に到着すると、留置線にスカ色の115系が休んでいた。

実は岡山でも昔、スカ色の115系が走っていたことがある。もう20年近く前の話だが、僕が幼少の頃に乗車した記憶もはっきり残っている。
大月といえば富士急行も重要。もと京王5000系や、JR東日本165系の譲渡車である「フジサン特急」が活躍していることでファンには知られている。入場券を買ってホームに入れてもらい、もと京王5000系を撮影。

いずれ冬の18きっぷシーズンにでも大月を再訪し、富士急にも乗りたいと思っている。