サンジハン!!発長岡・駅前行

#本来なら1/3〜1/4の九州遠征ルポを書くべきなのでしょうが、それはフィルムの現像、プリントができてから。

午後に山陽本線で213系を撮影し、ビックカメラへフィルムの現像とデジカメプリントを発注した後、宇野バスの新車来ないかなと思って岡山駅のバスターミナルで張り込んでいると…?


ホンマに表町BCから回送でやって来たんですこれが。


行先は長岡・駅前(東岡山駅南口)。しかも岡山駅の発車時刻はサンジハン!!という特大級のネタ。迷わず乗車。


このようにして見ると吊り手が目立ちますね。以前に乗車したとき、乗客から「電車みたい」とも評されていました。


東岡山駅山陽新幹線の高架をバックに、長岡・駅前バス停で折り返しの時間まで小休止。
初めて新車に乗った時に四御神車庫で会った、中学生ぐらいの男の子が今日も見物に来ていました。新車が来るのを把握してやって来たのかと聞いてみると偶然だった由。


ワンステップとなった入口の様子。


誰も乗ってこないので車内を撮影する絶好のチャンス。座席定員は30人。しかし他社の低床バスよりかなりグレードは高いと思います。
前中扉間の2人掛け座席は床が嵩上げされているのが分かります。


アリソン製トルコンAT。
運転手さんから教えてもらったのですが、このワンステップバスを運転するには車椅子の取り扱いに関する講習を受ける必要があるそうです。


始発なのに運賃表には運賃がズラリ。現在は休止されている日生・寒河からの運賃をそのまま表示しているためです。有効な整理券番号は32番から。
停留所名は「長岡・駅前」ですが運賃表は「長岡駅前」と表記。新潟ではありません(


宇野バスが日生・寒河まで運行していた頃は運賃が830円だったんですね。JR赤穂線は岡山−日生も岡山−寒河も運賃が820円なので、ほぼ互角だったということになります。
岡山駅−長岡・駅前の運賃は230円で、並行するJR山陽本線・岡山−東岡山の運賃は190円。単に岡山駅東岡山駅の間だけを比較すると運賃でもスピードでもJRが圧倒的に有利なので、全区間通して乗車した酔狂な客は僕一人(笑)。バスは山陽本線の駅勢圏から離れている人や、表町へ向かう人に多く利用されていました。表町から岡山駅は100円なので、短距離利用も少なからずありました。

西鉄バス博多駅−天神みたいに、宇野バスの岡山駅−表町BCも利用客がもっと増えたらなあ(注:どちらも100円運賃)。