JR九州とやっぱり愉快な列車たち(4)

おはようございました

モーニングコールにより6:30に起床。東横インでは自室の電話機からボタン操作でモーニングコールを設定するのだけれど、昨夜設定しようとしたら通話中の音が鳴り設定できなかったので、フロントに申し出て設定してもらっていた。朝からいい天気。今日は午前中に原田で撮影予定なので、絶好の撮影日和。
7時からの朝食サービスに合わせてロビーに下りると、すでにジークさんがスタンバイ中。朝食の準備が整ったところで、朝食をいただく。最近はグレードアップ朝食を提供する店舗もあるけど、博多口はおにぎりに味噌汁といった標準的なメニュー。コーヒーの他オレンジジュースがあったので、もちろん全力でいただいた(謎)。
博多7:45発の「ゆふDX1号」に乗るというジークさんは朝食を食べ終えると早々に出庫準備で自室へ。僕もなるべく早く撮影地に着いておきたいので、博多7:50発の快速に間に合うよう宿を出る。今夜もう1泊するため、土産や衣類などの余分な荷物を自室に置いていけるのがありがたい。

原田


昨日までとうって変わって、この日は1日撮影に徹する。博多7:50発の快速4321M・羽犬塚行は813系の9両編成。ただし後ろ寄り3両は南福岡で切り離し。昼間の快速と違い、竹下や笹原にも止まる。博多乗車時点では座れなかったが、次の竹下で結構降りたので座れた。
原田駅のホーム端なら、午前中順光でJR九州を代表する列車をお手軽に撮影できる。1期では天拝山−原田で撮影したが、そこではアングルの関係で長編成となる783系の「かもめ」「みどり」ハウステンボス」を撮れなかったので、それも撮っておきたかった。
最初は僕一人しかいなかったが、しばらくして同業者が二名やって来た。何が目当てか聞いたところ、11時ごろ通過する貨物列車目当ての由。


783系「かもめ」「みどり」ハウステンボス」3列車併結の堂々13両編成。ここなら難なく収まる。


787系リレーつばめ


大型LEDが特徴の813系1100番台。編成はRM1105編成。惜しい、一つ若い番号だったら(何)。その一つ若い番号のRM1104編成もここで目撃したけど、編成後寄りでは撮れん…。


標準的な813系。赤と黒のマスクは今なお鮮烈な印象。荒木といえば、昔ヤクルトに同じ名字のピッチャーがいたなあ。


885系白いソニック」。…ここで「ソニック」が来るはずはなく、「かもめ」の代走。


キハ72系。通称「新ゆふいんの森」。


783系「ハウステンボス「みどり」


885系「白いかもめ」。


キハ71系ゆふいんの森」。新旧のゆふ森を効率よくゲット。


811系。


11時頃通過したED76牽引の貨物列車。


787系4両編成の「有明」。

原田11:18発の準快速4338Mに乗って撤収。結局3時間も滞在していた。

有明12号

二日市で特急「有明12号」に乗り換えたら、自由席は満席で、立客もいる。博多−熊本間は需要が多いのに、4両編成では混雑して当たり前だ。さすがに博多では大勢降りたので、座れた。折尾で下車。

折尾


折尾に着いたのは12:12。ちょうど昼時。ここに来たなら昼食は迷わず東筑軒の「かしわめし」。折尾に来るたびかしわめしを買って食べているが、やっぱり美味しい。


風格のある折尾駅の駅舎。


折尾駅筑豊本線ホームから出発する福北ゆたか線の817系。

陣原

陣原に移動して、883系の「ソニック」目当てに撮影。


415系普通列車データイムからは撤退したはずなのに見かけたので驚いた。


883系ソニック」。増結車の883系1000番台を組み込んだAO-17編成。


811系8両編成。


福北ゆたか線の817系も撮れる。


またまた見かけた813系1100番台。


もう1回883系ソニック」。しかしまたまた増結車の883系1000番台を組み込んだAO-18編成。1期と合わせて883系を3回撮影して、3回とも883系1000番台込みの編成が来るとはある意味すごい。

続いて吉塚へ移動。乗り込んだ列車が福北ゆたか線の列車で、折尾駅では鹿児島本線のホームとは150mほど離れたホーム−鷹見口に発着する。そこから足早に4分で「有明11号」に乗換え(爆)

吉塚

吉塚に来たのは福北ゆたか線の813系を撮りたかったから。


しかしやってくるのは817系ばかり。おまけに柵がやや高いので、背伸びをしないと撮れない。


大型LEDの817系1100番台。


待つこと1時間、ようやく813系がやって来た。この福北ゆたか線仕様の813系も結構気に入っている。


わざわざ福北ゆたか線ホームから撮らずとも、向かいの鹿児島本線ホームに移動すれば楽に撮れたという(汗)。


またまたやって来た大型LEDの817系1100番台。

時間調整

この日は総裁氏が出張のため夕方に帰省を兼ねて福岡入りする予定で、ジークさんを交えて18:50に博多で落ち合うことになった。吉塚16:23発の二日市行2161Mで二日市まで乗り通し、そこから「有明15号」で大牟田へ向かい、大牟田18:00発の「リレーつばめ54号」で「後ろをBACK」すれば博多にちょうど18:50に着くので、時間調整と乗車距離稼ぎで乗ることにした。


2161Mは門司港レトロのラッピングを施した811系だった。
二日市で「有明15号」に乗るとまたも自由席は混んでいる。やはり4両では短すぎる。鳥栖で空席が出来たので座れたけど…。



大牟田には17:44着。16分の折り返し時間を使って、みどりの窓口へ。ここは旅行センターと一体化されていて、みどりの窓口が混んでいたので旅行センターの方に融通してくれた。ここで頼んだのはこれから乗る「リレーつばめ54号」のグリーン券。もはやロザ充認定ですね、わかります(爆)。B特急料金920円+グリーン料金1000円で計1920円也。787系グリーン車は本当に快適なので、今回もぜひ乗っておきたかった。
ちなみに大牟田−博多は69.3kmで、同じ距離を首都圏の普通列車グリーン車に乗ると事前料金で950円、車内料金だと1200円もする。首都圏の普通列車グリーン車と同等、もしくは安価なグリーン料金で787系の豪華なグリーン車に乗れるわけだ。需要喚起のためJR九州のグリーン料金は1996年に大幅に値下げされ、現在に至っているが、安価な料金でグレードの高い座席の恩恵を受けられる九州の人が羨ましい。

1期でも新八代から博多まで「リレーつばめ」のグリーン車に乗ったけど、背ずりの上半分も角度を調整できる787系グリーン車はやはり素晴らしい。自分の好みの姿勢でしっかり体をサポートしてくれる。885系は革張りで見た目は良さそうに見えるけど、座面が滑りやすく安定性に欠けるので…。
客室乗務員のお姉さんにドリンク引換券を渡し、アイスコーヒーを注文。某オレンジ色の閉鎖空間のエコーを見たら、ジークさんも同じ列車の自由席に乗っていることが判明。なるほどそれで博多着18:50だったわけか。

博多

博多で総裁氏、ジークさんと合流。総裁氏が帰宅するまでの間、ホームで立ち話。普段は東京で会う3人が博多で会うのも不思議な気分。去年の0系乗り納めツアーでジークさんと福山までご一緒したことがあり、そこが個人的には「は鐵」メンバーとともに行動したことがある最西端の地だったが、この日その記録は一気に博多まで塗り替えられた。
総裁氏が813系に乗り込んで家路に着いたところで、僕とジークさん二人はいったん1045に戻って余分な荷物を置いてから、夕食を食べに行く。やはりラーメンを食べたい。

ラーメン亭

1期で岡山に帰る前に寄った博多駅地下街にある「ラーメン亭」のラーメンがとても美味しかったので、夕食は迷わずここに決定。博多弁が印象的なおばちゃんが今日も元気に、忙しく注文を聞いて回っている。
二人揃ってチャーシュー定食を注文。チャーシューメンに加えて餃子、炒飯がついて800円。しかし僕とジークさんのこと、注文がこれだけのはずがない。


はい831〜(爆)
暑い中1日撮影した後のビールは格別でした。すっかり「は鐵」内で酒飲みキャラの地位を築きつつあるな…。以前は酒が苦手だったのにね。





ごちそうさまでした。
この後、1045の隣にあるam/pmで燃料とおつまみを買い込んで、1045のロビーにて2次会w