さよなら中央線201系(H7編成)ラストラン山梨 そして信州へ


本日をもって中央線の象徴でもあった、オレンジ色の201系が同線を去りました。
JR東日本八王子支社では先に引退したH4編成に続いて、最後まで残ったH7編成についても、長野への廃車回送のうち豊田−松本間を団体列車として運転するという商魂たくましいイベントを実施してくれました。
H4編成引退の時は一ミツ(id:ichimitsu)氏の運転するレンタカーに同行して、長野まで追っかけましたが、今回は団体列車に応募したら幸運にも当選しました。しかもチョッパ音を堪能できる2号車(モハ201-254)。
枠が4名だったので、つじたか(id:yuigahama354)氏、さんどる先生(id:sandol)、虻さん(id:abu207)と一緒に乗車してきました。僕とは別枠で当選していた一ミツ氏も9号車にご乗車。
我々4人は豊田駅に9:30に合流。号車のみの指定で席は自由なので、チョッパ装置が直上にある2号車の前から2番目の乗車口に陣取り、チョッパ音を最も堪能できる席を確保しました。
10:19、大勢のファンに見送られて豊田を出発。以後は道中での画像をちゃちゃっと。


車内ではこんな中吊りも。


立川運転区による乗車記念カード。


昼食として特製弁当が配られました。4人分の弁当をまとめて撮影。



道中、参加者全員に抽選で方向幕が配られました。僕は「拝島」、つじたか氏は「武蔵小金井」、虻さんはなんと「甲府」、さらにさんどる先生は「川越」という、武蔵小金井を除いて珍しい行先が当たりました(笑)


富士見駅での休憩時間中にこんなものを発見(爆)


車番と号車表示。


岡谷付近の高架線から遠くに諏訪湖を見て進みます。ここまで来ると終着の松本が迫る…。


乗車証明書。


松本到着前、中央線におけるオレンジ一色の電車は1957年のモハ90(後の101系)から始まったという、レチ氏による中央線オレンジ電車の歴史が語られた後、14:29の定刻に松本着。松本到着前に響いたチョッパ音は引退を惜しむ泣き声のようにも聞こえました…。松本に着いて、我々が乗ったモハ201-254の車番プレートを撮影。
団体客を降ろし、14:40にH7編成は長野総合車両センターへ向け、二度と帰らぬ旅に出ました…。

それにしても、廃車回送が団体列車として運転されたというのは、中央線の201系がそれだけ沿線の人たちに愛されていたという証左でもあるのでしょう。

お疲れ様!そしてありがとう!中央線の201系!立川運転区による記念カードに書いてある通り、中央線の201系はこれからもみんなの心の中でずっと走り続けるよ!