宇野バスに乗って温泉へ行こう

宇野バス沿線で温泉というと、湯郷温泉が真っ先に浮かびますが、岡山駅からだと1時間40分かかるし、本数も多いわけではないので、気軽に行けるとは言い難いものがあります。しかし宇野バス沿線の温泉は湯郷温泉だけではなく、岡山市内にもあるのです。
というわけで、今回は岡山市北区牟佐にある、美作線・黒田団地バス停下車すぐの「桃太郎温泉」へ行って来ました。
…まあ、桃太郎温泉へは以前から家族が行きたいと言っていて、昨日いきなり行こうという話になったので、家族は車で行った中、僕一人だけ我を通して宇野バスで行ってきたと、こういうわけなんですがね(笑)。宇野バスで行けるところに車で行くなんて、宇野自動車さんに対して失礼ですから。


家族より先に家を出て、瀬戸大橋線岡山駅へ着いた後、しばしバスキチ。宇野バスって他の祝日の時は日の丸を掲出してなかったのに、元日は掲出してるんですね。岡山22 か40-22は銀ピカのホイールが目立ちます。


岡山22 か41-14


岡山22 か40-16。14時を回るともうビル影が…。この山陽団地行バスに乗り込みます。


しばらくは大都会岡山の景色を見て進みます。


岡電バスと競合する三野を過ぎると、市街地らしい景色は一変して、右手に旭川を見て進みます。


途中から4車線になり、走りは快調そのもの。美作線は岡山−玉柏間でJR津山線と並行していますが、あちらは本数が1時間に1〜2本程度、快速「ことぶき」が止まらない備前原、玉柏はさらに本数が少なくなります。一方宇野バスは1時間に3〜4本程度あり、運賃も互角で、さらに岡山駅に加えて表町にも乗り換えなしで行けるので、宇野バスの方が利便性は高いと言えます。


個人的には美作線の見どころだと思っている大原橋。2車線ではあるものの狭隘な道を進みます。


大原橋にはトラス橋もあります。橋梁好きにはたまらないと思います。


岡山駅から黒田団地まで280円。140円がずらりと並ぶ点は宇野バスの賃率が低いことを物語っています。


黒田団地バス停。


黒田団地バス停下車すぐの桃太郎温泉。露天風呂もあって気持ちいいお湯でした。目の前は幹線道路で車がビュンビュン行き交うので、風情はないですが…。