つくばエクスプレス(TX)

昨晩はつい夜更かししてしまい、起きたのは昼過ぎ。それでも昨日の公約どおり、ようやく乗車してきた。
中央快速線緩行線を乗り継ぎ、TXの始発駅である秋葉原へ向かうが、中央快速線は列車が遅れていて、ホームの発車案内LEDから時刻が消えていた。このようなダイヤ乱れのときいつも思うのだが、JR西日本アーバンネットワークのように「遅れ○分」という表示は出来ないものだろうか、JR東日本
秋葉原に到着して、TXに乗り換える。地下ホームのため、かなり階段を下りないとホームにたどり着けない。ちょうど次の電車は14:00発の快速つくば行だったので、それに乗車する。車両はTX2000系で、4号車のクロスシートに着席できた。
さて、TXは茨城県守谷駅を境に電化方式が異なっており、守谷以南は直流、以北は交流となっている。列車の運行系統としては秋葉原−守谷の普通列車と、秋葉原−つくば全線を走破する快速・区間快速の3本立てとなる。このため、普通列車には直流電車のTX1000系が、快速・区間快速には交直流電車のTX2000系が充当されている。両形式とも6両編成で、TX2000系には3・4号車がセミクロスシート車となっている。最高速度は130km/hとされているが、実際は125km/hで、列車遅延の時には127km/hで運転される由。
秋葉原を発車した快速は地下を走り、北千住まで各駅に停車。北千住で一度地上に出た後、再び地下へもぐる。もう一度地上に出るとすでに埼玉県。埼玉県内には八潮、三郷中央の2駅があるが、快速は通過する。次の停車駅は南流山で、すでに千葉県に入った。次の流山セントラルパークを通過して、流山おおたかの森に停車。次の停車駅は守谷で、都心から30分あまりでもう茨城県だ。
快速は滑るような快調な走りで、高架線を駆け抜ける。柏たなかを通過して茨城県に入った途端、緑が多くなる。最後の停車駅、守谷を発車してつくばへ向けてラストスパート。のどかな田園風景の中を真新しい電車が走るというのは、何と言うか、対比の妙を感じさせる。秋葉原から45分で、快速は終点のつくばに到着。あっという間のTX試乗だった。
つくばに到着後、マックスコーヒーを購入し(笑)、今度は区間快速で守谷に折り返し、列車を撮影した。

普通列車用のTX1000系。

↑快速列車用のTX2000系。