183系「しおさい」乗り納め

今日はいつもより一寸早めに出勤したので、一寸早めに退勤。ふと、この時間なら錦糸町から新宿行きの183系「しおさい16号」に乗れるという発想が。特急料金も500円だし。しかも明日は飲み会があるからどうあがいても乗りに行けないし。…というわけで品川に到着すると足が勝手に横須賀・総武快速線電車へ。この時点で最早末期症状か。
錦糸町で500円の自由席特急券を購入し、「しおさい16号」に乗り込む。ヘッドマークがLEDの8両編成。中間6両はグレードアップ車。最初はグレードアップ車のモハ189-50に着席していたが、もうこれでラストだから原型の簡易リクライニングシートに座らないと後悔すると思い、御茶ノ水付近で先頭のクハ183-34に移動した。もっとも、座席に厚みがあって座り心地は悪くなかったが。
この「しおさい16号」はルートも面白い。まず錦糸町を出ると平面交差で総武緩行線下り線を跨ぎ、総武緩行線上り線へ踏み出す。そして御茶ノ水の先で中央快速線へ転線。頻繁運転の総武線、中央線に割り込んだダイヤなのでノロノロ運転だが、普段は201系や209系・E231系で通過する中央線を、特急列車から眺めるとどこか景色が違って見えた。たった19分で新宿へ到着。折り返しは「ホームライナー千葉3号」となり、千葉方面の帰宅客を運ぶという運用。