MOMO

せっかく岡山へ帰ってきたので、岡電の「顔」でもある超低床路面電車「MOMO」に久しぶりに乗車した。この車両は岡山県出身のデザイナーで、九州新幹線「つばめ」や883系885系ソニック」、885系「白いかもめ」などJR九州の車両デザインを手がけていることでも知られる水戸岡鋭治氏がデザインしている。そのため車内は「白いかもめ」そっくりで、まるでJR九州の列車に乗っているかのような気分になる。岡山から東山まで往復し、MOMOの乗り心地を楽しんだ。モーターの音は名鉄の「ミュースカイ」に似ているような気がした。そうそう、名鉄といえば今年の3月、路面電車区間である岐阜市内線などの600V線区がすべて廃止されてしまった。一方、岡電路面電車は市民の足として、今も大切な役割を果たしている。