JR四国をめぐる冒険(その3)

バースデイきっぷ」を使った四国巡礼も今日が最終日。午前中は高松へ向かい、毎度おなじみ「竹清」でうどんと天ぷらを食べ、午後は伊予西条の「四国鉄道文化館」に行ってみることにした。徳島方面に行くことも考えたけど、「うずしお」にはグリーン車がなく、なるべくグリーン車のある列車に乗りたかったので。

高松へ

初日、2日目ともに妹尾7:19発の快速「マリンライナー7号」に乗ったが、高松へ行くならそこまで早くなくてもよいので、1本後の妹尾8:03発、快速「マリンライナー9号」に乗車。児島−高松間は運転席直後にある展望席「マリン・パノラマ」の指定席を取ってあるので、児島でそちらへ移動した。瀬戸大橋から眺める瀬戸内海は、僕にとってはすっかり見慣れた光景。
高松には8:50着で、それでもなお時間に余裕がある。「マリンライナー9号」の折り返しとなる、8:55発「マリンライナー16号」で坂出へ「後ろをBACK」した後、9:24発「マリンライナー13号」の展望席をみどりの窓口で確保し、再度高松へ着いたのは9:39。

竹清

高松でレンタサイクルを借りて、「竹清」へ。11:00開店なので随分早く見えるが、10時過ぎに店に着くと…、すでに20人ほど並んでいる。
店に入るまでの時間つぶしに「生徒会の六花」の出番。この日はいつもより早い10:50に開店。その後20分ほど待つと中に入れた。


欲しい天ぷらがない場合は店のおばちゃんに頼んで揚げてもらうことになるけど、ちくわと半熟卵の天ぷらが偶然1個ずつ残っていた。もう一つ、ちくわたまねぎ串天を選んでみた。


絶品の半熟卵天を割ると黄身がとろ〜り。びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛
学生時代はうどん2玉と天ぷら3個を普通に平らげることができたけど、今回は後半になって食べるペースが落ちた。これが年をとるということか(爆)。

食べ終えて外に出ると行列の長さが半端ではなかった。さすが天ぷらに定評のある大手サークル(違)。…大行列を見て大手サークルという発想しかできんのかワシは。

高松三越に向かってみると、ちょうど「VOICE21 あの店この店大集合」の幟が見えた。「VOICE21」とは岡山・香川県民なら誰もが知っている、地域情報番組のこと。宇多津から出店してきた「コロ家」のまんじゅうコロッケを食べた後、岡山から出店してきた「MISAO」のシューアイスを買って、この後に乗る「いしづち15号」の車内で食べた。

いしづち15号〜しおかぜ11号

レンタサイクルを返却してから、多度津行きの特急「いしづち15号」に乗り込む。通常なら宇多津で「しおかぜ11号」を併結するが、多客期は輸送力確保を優先して8両全車を「しおかぜ」に振り向け、「いしづち」はやる気をなくしたように多度津までの運転になり、シルバーウィークもその例に当てはまった。宇多津で「しおかぜ11号」に乗換え、確保してあるグリーン車伊予西条へ。8000系のグリーン車もこれで4回目。

伊予西条


宇多津から1時間ほどで伊予西条に到着。ホームには湧き水がある。


駅を出て右手に見える「四国鉄道文化館」にやって来た。


腕木式信号機


「私は、ゼロ」(CV:福山潤) …これやるのも久しぶり。


0系とDF50形ディーゼル機関車の並び。


DF50の運転台。


0系は運転台や客室内にも入れる。運転台にはしばし見入ってしまった。

新居浜


新居浜といえば水樹奈々さんの出身地。来年、凱旋ライブをやることが決まったみたいですね。
コンコースにあるガチャガチャで新居浜の駅ストラップを獲得しようと、6回も挑戦してしまった。


新居浜駅周辺は市街の外れにあるため、周囲は静かだった。

「しおかぜ26号」のグリーン車に乗って、児島へ帰る。振子を利かせて高速で曲線を通過する様子を最前部の助士側1A席から眺めるとかなりの迫力。
児島到着後は「バースデイきっぷ」を徹底的に使い倒すため、さらに2階グリーン席で高松を往復。わざわざ児島からの「マリンライナー55号」のグリーン券を新居浜駅で確保していたという。

高松駅KIOSKで土産を買い、「マリンライナー62号」に帰ろうとしたら高校時代の部活仲間の後輩に会った。同じ列車で茶屋町へ帰るという。児島で普通車に移って後輩と合流し、お互いの近況などを話しつつ家路についた。

いつも地元で見かける割には乗る機会の少なかったJR四国の特急列車、しかもグリーン車を存分に堪能できた3日間だった。