新快速のAシートに乗ってきた

3月16日のダイヤ改正で登場した新快速のAシートに早速乗ってきました。


まずは3234Aを撮影。この日はV3編成+W3編成の223系1000番台Only12連。Aシートは今のところV3編成のクハ222-1007と、V4編成のクハ222-1008のみなので確実に223系1000番台が来るのですが、後寄りの8両も223系1000番台でラッキー。

土休日ダイヤの場合、1往復目の3234A~3257Aは同じペアの12連で姫路-野洲を往復し、2往復目の3294A~3329Aはペアが変わるようです。


クハ222-1007。もともと3扉車でしたが中扉は閉鎖され、125系のようなはめ殺しになっています。


関西1デイパスを使用しているので3234Aを撮影後に野洲へ向かい、3257Aに乗車。まだAシートがデビューしてわずか1週間であることや、「青春18きっぷ」の通用期間であることもあってか、発車15分前の時点でAシートである9号車の乗車口だけ待機列ができているという(笑)。

Aシートを利用する場合、乗車券の他に500円の乗車整理券が必要ですが、駅では販売していません。空いている席に座ったら乗務員が改札に来るので、その際に下車駅を申告して乗車整理券を買うというルールです。この日の3257Aは野洲から姫路まで全区間を乗り通す人も多かったようです。

Aシートの座席は683系4000番台の普通車と同じものだと思います。


窓側、通路側問わず全席にコンセントが付いています。JR西日本の在来線車両で全席にコンセントを備える車両は今のところAシートだけです。


10号車寄りのドア付近には荷物置場が設置されました。



出入口と客室はパーティションで仕切られています。Aシートでは無料Wi-Fiが利用可能。


座席にはチケットホルダーが設置されています。乗務員が空席状況を把握するためか、乗車中はチケットホルダーに乗車整理券を入れておき、下車する際に持ち帰るようにと言われます。
(これは2往復目の3329Aに乗車した際のもの)

3257Aと3329AでAシートに2回乗車しましたが、いずれも盛況でしたね。鉄道ジャーナル2019年5月号によるとAシートが座席指定となっていないのは、「着席できること」よりも「予約を必要とせず、気軽に快適な移動空間を利用できること」いう観点だそうですが、青春18きっぷ通用期間外の通常期でもこの盛況が続くようであれば、現状は2往復のみという試行的な要素が強いAシートが今後拡大されるのかもしれません。


ご参考(私しか得しないネタかもしれませんが)。現在のダイヤでは3234Aの後寄り8連の編成が新快速、上郡行きの3333Mへと流れるようです。